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お酒と歯科の関係性 part2

投稿日:2016年11月4日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、押上の歯医者 なかや歯科クリニックのおおきたです。

 

前回、歯とお酒の関係についてお話させていただきました。

歯周病の発症と進行に関係がある危険因子として、
お酒(アルコール)は歯科業界では有名なことです。

前回のお話でお酒が虫歯や歯周病の進行に関係していることは
ご理解していただけたかと思います。

 

今回は歯科における、お酒に強い方と弱い方についてお話します。


お酒を飲むと顔が赤くなり、頻脈と動悸が起こり、
時には頭痛やめまい・眠けなどが起こりますね。

一方で、これらの症状が全く出ない方もいらっしゃいます。

この違いは何なのでしょうか?

お酒を飲むと体内でアルコールからアセトアルデヒドができあがります。

このアセトアルデヒドの分解能力の高さによって上記のような違いが出るのです。

分解能力は遺伝的に決まっており、
アセトアルデヒドの分解が早い方(日本人の56%)
遅い方(日本人の40%)、分解が全くできない方(日本人の4%)の3種類に分かれます。

分解が早い方はお酒に強く、飲んでも赤くならない方で、
歯周病のリスクは比較的低いとされています。

一方、分解が遅い方はお酒に弱く、飲むと赤くなる方で、
歯周病のリスクが高い人です。
毎日33ml以上のアルコールを飲むと、
分解が早い人に比べて4.25倍も歯周病になりやすいと言われています。
分解が全くできない人は、アルコールを飲まないのでリスクはないものと考えます。

 

私はお酒に強いから大丈夫だと思ったあなた。安心しないでくださいね。

前回お話したように、アルコールによる虫歯と歯周病のリスクは
常につきまとっていますので、口腔ケアと水分補給は忘れずにお願いします。

 

おおきた

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